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髪質は遺伝の要素が大きい

髪の形状は、毛根の状態で決まります。髪の形状は、生えてから決まるのではなく、実は毛根ですでに決まっています。直毛の人は、毛根そのものがまっすぐになっています。ヘアケアでくせ毛の人は、毛根そのものが曲がっているため、毛根で髪がつくられるときに、すでにねじれたり、湾曲したりしています。髪の断面を見てみると、直毛はほぼ真円であるものが多く、くせ毛はだ円や三角形になっていて、くせが強くなるほど平たいものが多くなります。毛幹の表面も、くせ毛は湾曲しています。
それでは髪の形状は、一生変わらないのでしょうか。

人種によって、髪の形状はさまざまです。日本人は直毛の多い民族ですが、もちろん個人差もあり、ヘアケアで直毛とくせ毛が混じっている人も多く見られます。髪質は遺伝の要素が大きく、両親が直毛だと、その子どもはかなり高い確率で直毛になります。しかし、髪の形状は一生変わらないというわけではありません。思春期になって初めて、くせ毛になってくる人もいますし、加齢によって変化することもあります。地肌も、肌としくみは同じです。地肌も、体の他の部分の皮ふと、しくみは同じです。表皮の一番下の基底層では、たえず新しい細胞がつくられています。

この細胞は、形を変えながら徐々に表面に押し上げられ、約2週間で角質細胞となります。さらに約2週間たつと、角片となって自然にはがれていきます。つまり、約4週間、28日周期で、地肌は新しくなっているというわけです。ちなみに、角質層からはがれた角片を、地肌ではフケ、他の部分ではアカと呼んでいます。地肌の皮脂腺数は、Tゾーンの2倍以上もあります。地肌は、体の中でもっとも皮脂腺が多く、とても汚れやすい部分です。シャンプーで皮脂などの汚れが十分に落としきれていないと、細菌が繁殖し、嫌なにおいを発生させます。

そのまま放っておくと、かゆみやフケの原因ともなります。また、ヘアケアで古い皮脂が、地肌の毛穴につまると、毛根のまわりが炎症を起こし、血行が悪くなりがちです。血行が悪くなると、毛根に栄養が行きわたらないため、健康な髪が育ちにくく、抜け毛が増えることもあります。地肌は、髪を育む大地のようなものです。髪の健康のためにも、地肌を清潔にして、健康に保つことが大切です。

Category : ヘアケア