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異常脱毛の可能性

人の髪の毛は、1日50〜100本の抜け毛は正常の範囲です。日本人女性の髪は、平均約10万本です。ヘアサイクルから計算すると、抜け毛は1日当たり50〜100本あることになり、この程度の抜け毛は、自然な生理現象といえます。しかし、抜ける量が急に増えたり、抜け毛が異常に細かったり、短かったりしたら、異常脱毛の可能性があります。原因としては、ストレスや加齢、遺伝、体力の減退、ホルモンのアンバランス、薬の副作用などが考えられます。正常なヘアケアを終えた自然な抜け毛は、毛根がこん棒状になっています。

太さは、毛先までそれほど変わりません。異常脱毛は短く、毛根が萎縮しており、毛先に向かって次第に細くなっています。髪の太さやかたさはコルテックス次第です。髪の太さやかたさは、髪の大部分を占めるコルテックスの状態で決まります。コルテックスの量が多いと、髪は太くなり、少ないと細くなります。多くの場合、太い髪はかたいという傾向がありますが、これは、髪の直径が大きくなる分、曲がりにくくなることが主な理由です。日本人女性の髪の太さは、平均約0.08ミリです。欧米人の平均は、約0.05ミリですので、日本人の髪は欧米人に比べ、太めだといえます。

また、ヘアケアで髪の太さは年齢によっても変化します。女性の場合、10代から30代にかけては太くなり、30代以降は細くなります。男性は、10代から20代前半までは太くなり、20代後半から先細りし出します。男性の方が、早く髪の毛の老化現象が始まるわけです。髪の色は、メラニン色素の分布で決まります。私たちの地毛の色は、コルテックスに存在するメラニン色素の種類、量、分布の仕方によって決まります。

メラニン色素の種類は、主としてユーメラニン(黒褐色系)とフェオメラニン(黄赤色系)の2つです。ユーメラニンが多いのが、黒髪に近い色に。ユーメラニンが少ないのが、ブロンドに近い色になります。栗色は、その中間です。赤色系の髪には、フェオメラニンが多く含まれています。そして、いずれのメラニンをもほとんど含まないのが白髪です。

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